今日の朝 9時1分
石垣島で津波警報が発令されました
津波の高さは
3メートル
到達予想時刻は
即時
そのとき私は
海岸沿いを走るバスの中にいました
私は石垣島市街地から遠く離れた
海の眺望は最高で自然豊かで
とても静かな場所で暮らしています
ただ最寄りのコンビニまでは車で30分
車がないと非常に不便なところですが
修理のために車を預けて3週間
ディラーに持っていけば
2時間で治るであろう故障でも
離島ではいつ治るかわからない
島で輸入車に乗る私がおかしいのは承知ですが
ただいま3時間に1本のバスとタクシーで
生活しております
今日も港近くのホテルの撮影
石垣バスターミナルに向かう
乗客21名を乗せたバスに揺られ
川平湾を過ぎ
山間部の道を走る8時57分
ギュ ギュ ギュ と
地震速報が車内に響きました
桜はとうに散っていますが
ちょうどこの島で1番大きい桜の木がある
マエタケ農園あたり
運転手さんは気づいていないのか
バスが停車する気配はありません
バスの揺れで地震の揺れは感じませんでしたが
1分後に
津波注意報発令
すぐさま津波警報に変わりましたが
崎枝のバス停で待機するかと思いきや
バスは海に向かって坂道を下り続ける
そして5kmほど続く
名蔵湾沿いの海岸道に入りました
津波の高さは3メートル
津波到着時刻は即刻
命の危険を感じたのは
生まれて初めてのことかもしれません
21名の乗客は
フランス人が4名
カナダ人が5名
残り11人は地元の人かな？
もちろん皆さん不安で
ざわついていましたが
バスは平常運行です 汗
津波警報が鳴り続けていても
すぐに海から離れてと
スマホの文字が踊り続けてても
バスが海岸通りに入ったからには
もう
恐怖心を遠ざけるため
楽観主義の
バカになるしかありません 笑笑
津波警報発令から15分
海岸線から離れたバスは山道に入り
定刻通りの9時14分
ようやく 八重守の塔 バス停に停車
待機となりました
すでに市街地方面から
バンナの高台を目指し避難してくる車で渋滞
確かに
島民の9割が暮らし
観光客の9割が宿泊する
石垣市街地だから
車でバンナ(高台)に避難するのはNoかもしれない
基本避難マニュアルに従う事が必要だろうけど
バンナの尾根に沿って
スカイラインが続いているし
先頭の車が尾根の奥まで行けば
何千台もの車が駐車できると思う
バンナスカイラインの逆側には
前勢岳の林道も続き
地震発生からわずか15分で
多くの市街地住民が高台まで来れるなら
東京と同じガイドラインではなく
離島独自の車を使う避難を想定しても
いいのではないだろうか
ぼくの生活圏は
幹線道路でも車の通過は2,3分に1台
信号は皆無で渋滞などありえないど田舎
都会や街で暮らす方々の
車で避難はやめて！の声は
むしろ
命の危険を感じながら
ひどく苛立ちを覚えたし
渋滞などありえない
海が近いど田舎に暮らす島民には
イレギュラーな対応を
自治体や市議会で考慮いただきたいと思いました
1時間ほど八重守の塔で待機したバスは
警報が注意報に変わった市街地に向かいました
市街地はゴーストタウンのように
土産物屋のシャッターは閉じられ
観光客の往来もありません
市街地にいた人のほとんどが
バンナの高台やビルの上階に避難した模様
災害に直面したそのとき
当事者にしかわからない
何種類もの状況がある
想像で捲し立てる人たちほど
怖いものはないと
今日は命の危険を感じ
若干パニック状態で感じました
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Xでは
警報如きでアクセス稼ぎするバカ
とか
バス会社を攻撃するアタオカ
など
散々フォロー外から叩く人もいましたが
攻撃するなら会社名を書くだろうし
そもそも
何があろうと個人や企業を名指しで避難する
そんな歪んだ趣味などございません
くれぐれも
私は
バス会社を非難しているわけではありません
以前とある会合でこのバス会社の社長と話をし
そのご経歴などを伺い
絶大な信頼をおいていることを
最後に記します
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