シンガポールで大人気の日系の焼き鳥屋さん
トリQ
在星日本人、とくにママたちにもお弁当のおかずになるので、疲れたらとりあえずトリQみたいなありがたい存在
そのトリQのWhiteSands店では、
NS( National Service)中の
あなたには
ご飯無料で大盛りサービス
をやっている。
White Sandsは、緑LINEの終点にあたるPasirRis駅すぐのモールなのだけど、ここはシンガポール東側にある軍キャンプへの発着場所となっているので、アーミー服着た人をよくみます。
⏬こんな感じでね。ついさっきの様子。
今日はLabourDayということでお休みの若者が、みなこれからキャンプに戻るために集合していました。
車で家族が息子を送り、みんなハグしたり、ずっと手を振っていたり…
うちの息子も今年で12歳。あと6年もしたらここに送り出すのかと思うと、なんか気持ちが辛くなる。
シンガポールでは国民と、
永住権取った2世男子は
約2年の徴兵が義務です。
だいたいみな18歳ぐらいの大学行く前に兵役に行きます。
うちの子供達はシンガポールと日本の二重国籍なので、今の所。息子はこのままいけば兵役へ。
イスラム教国に囲まれたこの極小国家には、徴兵は大切ではあるんです。
国の立地や条件を考えるとすごく納得もできる。韓国もそうだし。
ただやはり、母としてここまで手塩にかけて育ててきているので、胸がソワソワするというか。
もちろんデメリットだけでなく、心身ともにつよくなるし、一生ものの友達もできて、むしろNSバンザイの人も多くいます。国民だけでなく、PRとった日本人家庭もむしろ兵役行って来い!なご家庭も少なくない。
なので、前向きに考えられればなと思いつつ、やっぱ一筋縄では消化できない感情に覆われます。
私は国民ではなく永住権PR保持で、国民の妻であり、国民の母だから永住権をもらえています。
なので仕事するのも、副業も、国民のように自由がありますが、それゆえよく周りから
「仕事自由にできていいね」
「副業できてずるい」
と言われることもあり。
確かにそういったメリットはあるけれど、その分息子を兵役に行かせるということを含め、このシンガポールという国に対してのコミットメントは壮大なものでもあります。それは私だけでなく私の大事な子供達の人生含めた壮大なコミットメント。
この国に住まわせてもらって、永住組として色々守られている分そのお返しをするといったような気持ちもあるわけで。
なので、PRやDPの仕事の自由さの違いの話題が定期的に上がりますが、この軍服姿の若者たちを見るとなんか胸がぐっと苦しくなる。それが正直な私の気持ちです。
息子がもう12歳なのでね。兵役の足音が近づいてきたから…鬼婆でガミガミ叱ってしまうけれど、やはり可愛くて可愛くてたまらない大事な大事な男子なのですよ
韓国人と国際結婚した方とかとも、このあたりの気持ちの持ちよう一度話し合ってみたいな…