型にはまったお菓子なお茶の時間

型にはまったお菓子なお茶の時間

主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

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レシピやコラムの無断転載・レシピ全文の引用はご遠慮願います。
ふたつ前の投稿ではコーヒーゼリーを水分として使いましたが、こちらも水の変わりにコーヒーゼリーを使ったパン。

アガーが含まれていることが影響しているのか、いつもの生地よりも発酵時間はかかりましたが、ちゃんと膨らみました。
コーヒーがほんのり香る生地です。




特にシナモントーストが合います。
生地の半分はミニ食パン型で焼いたのですが、小さいサイズだと余計多めに食べてしまいました。


 

 


ミニミニシナモントーストの左側は、ひとつ前の投稿で白玉団子に添えたバニラアイスの残りをサンドしたもの。

以前テレビで外国の料理研究家が「イタリアではパンにアイスをたっぷり挟んで食べる」とコーヒーのジェラートを挟んで食べていた記憶があるのですが、それをふと思い出し、挟んでみました。
もちろんこちらも間違いのない美味しさです。




ゼリーはあくまでこちらのページの、アガーを使ったレシピで作ったコーヒーゼリーを使った場合の配合になるので、ほかのゼリーを使う場合は調整が必要になるかと思います。
はじめは少なめに加え、様子を見ながら増やしても。


ちなみにもとはこちらのアレンジです。
半端に余った卵を使うべくこのレシピを参考にしましたが…


卵不使用のコーヒー生地もこちら載せています。

【材料】

丸パン8個分
 またはミニ食パン型4個分

☆生地
強力粉 200g
砂糖 10g
塩 3g
ドライイースト 3g
無塩バター 20g
コーヒーゼリー(今回はアガー使用)  110g
卵 30g


【準備】
○ゼリーは30度程度に温め、泡だて器で崩す
○発酵用のボウルに薄く油脂を塗っておく
○バターはすっと指が入る程度の柔らかさに戻す
○天板にオーブンシートを敷く
○型を使う場合は型の内側に油脂を塗る 



【作り方】

①粉類をさっと混ぜてから、コーヒーゼリーと卵を加え、まとまってきたらバターを混ぜ込み、台に出してなめらかになるまで叩いて返すようにこねる(目安15分程度) 

★こねはニーダーでも可。
 コーヒーゼリーは少なめに加え、様子を見ながら加えていっても。

②ボウルに入れて、ラップをかけるなどして乾燥に注意しながら、2倍程度の大きさになるまで約30度で50分程度(目安)発酵

③手で押さえるなどしてガス抜きし、8分割して丸め乾燥に気をつけつつ10分休ませる

④それぞれ手で軽く抑えるようにガスを抜き、再度表面を張るように丸め、綴じ目はしっかりつまむ。綴じ目を下にして天板に並べるか、型に2つずつ入れる

⑤ひとまわり大きくなるまで(型に入れたものは8〜9分目あたりに膨らむまで)35度で40〜50分ほど発酵

⑥オーブンを180度に予熱し、14分焼く

先日七久里農園さんにいただいたビーツやその加工品、いろいろと料理しましたよ。





ビーツは収穫時期が年に2回あるそうですが、冬場は地域によっては葉の部分が霜にやられる可能性があるとのことで、葉が美味しい状態で楽しめるのはやはり今の時期かなと思います。



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シャキッと食感の良いビーツの茎、やわらかな葉はほとんどクセもなく、先日はパスタの具にしましたが、ほか味噌汁や炒め物でも楽しみました。


ちなみに右下は豚バラと一緒にビーツの茎や葉を炒め、中華スープの素+黒胡椒で味付けしたものです。

ごはんがすすみます!





それから夕飯に作り、娘と一緒につまみ食いが止まらなかったビーツの天ぷら。
(ビーツは皮を剥いて5mm幅にスライスし、こちらの衣をつけて数分揚げて完成)
夫の分がなくなったので、また追加で揚げたほど。

塩がよく合っておつまみにもおやつにも良さそうな一品になりました。

娘が“鉄分の天ぷらだね”と話していましたが、まさに栄養成分が簡単にまるごと摂れる食べ方のひとつだと思います。




もちろんつゆにもよく合い、うどんにもぴったりでしたよ。
こちら色はかなり抜けてしまいましたが、ビーツパウダーを練り込んだ紅白のうどんです。
食卓に赤色が加わると華やかになりますね。




スムージーはビーツのほか長野県産の果物も入っていて、それらをすりおろしたような食感が好きでそのまま食べていたのですが、最後はヨーグルトやアガベシロップと合わせてごくごく飲めるドリンクに。


 

 


フルーティーで腹持ちもよく、その日はおなかの調子もよかった気がします。





はちみつと合わせてバタートーストに乗せても美味しかったですよ。





切り干しビーツも、冷蔵庫に思ったほど野菜がなかった…という時に、水で戻してサラダや炒め物に使うことができ助かりました。


 

 


こんなにもビーツを堪能でき、加工品で新たな魅力も発見できてとても楽しかったです。


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この一ヶ月ほど様々なビーツの食べ方を楽しんできましたが、七久里農園様にはこのような機会をいただき本当にありがとうございました!

ひとつ前の投稿でたくさん作ったコーヒーゼリー、まずは牛乳を注ぐだけのゼリードリンクを作りました。


 



ゼリードリンクは、ゼラチンや寒天よりもアガーで固めたものが、のどごしが良いので好きです。

またアガーのゼリーは崩れやすいので、カップから出した状態で崩さずに容器に入れると細かくなりすぎません。


 

 


ゼリーと牛乳を好きな割合でグラスに入れて、ストローを挿せばできあがり。





先日載せた、コーヒーゼリーを使ったフレンチトーストもゼリーの消費のために作ったメニューのひとつでした。


鶏肉のコーヒー煮やカレーの隠し味にもそのまま使えると思います。(砂糖の量も加味する必要はありますが)

ということで白玉粉とコーヒーゼリーをこねて茹で、コーヒー風味の白玉団子も作りました。
あんこやアイスを添えて食べると美味。

今回はおやつとして食べるために作ったゼリーではなかったのでこれらのような使い方をしましたが、市販のゼリーが余った時にも使える方法です。




【コーヒーゼリーで作る白玉団子】

12個分

白玉粉 約50g
コーヒーゼリー(アガー使用)約50g


①コーヒーゼリーと白玉団子を大体同量混ぜ合わせ、よくこねる

★ひび割れて丸めづらい場合はコーヒーゼリーまたは微量の水を加えて調整し、柔らかすぎる場合は白玉粉を少量ずつ加えて丸めやすくします。

②一口大に丸め、沸騰した湯で2分茹でる

③冷水にとり、冷ます

夏によく食べるアガーを使ったスイーツ。

暑くなり始めるこの時期、近年は伊那食品のイナアガーA、またはイナアガーLを購入しているのですが、

 


 


今回は仕上がりの違いを比べてみたくて別のメーカーのものも3種類取り寄せました。


ただ先のイナアガーでいえばAとLは原料の海藻が違ってFは冷凍可能など、他のメーカーのものも同じシリーズの中で用途や原料の違う姉妹品が存在します。

またたくさんのメーカーからアガーが販売されていて、それぞれ添加率の目安も違ってきます。


今回は今手元にあるイナアガーL・クリアガー・パールアガー8・ゼリアガーの4種類の比較です。





【アガーとは】

アガーは海藻やマメ科の種子の抽出物が原料のゲル化剤。

寒天と同じように常温で固まり始めますが、食感はゼラチンと寒天の中間といった仕上がりです。

アガーは予め砂糖と混ぜておき、水に加えたら混ぜながらしっかり加熱溶解する(煮溶かす)のが失敗しないポイントです。


使用量の目安はメーカーによって2〜4%前後ですが、溶かす推奨時間の目安も1〜5分と幅広く、それぞれ柔らかさも違ってきます。



【目的】

このブログではよくアガーを使ったレシピを載せますが、その際30秒から〜1分ほど煮立てると記載しています。

ただ先日ゼリアガーの商品ページで、5分の加熱溶解が推奨されている説明を見かけたため、いつものレシピがどのアガーにも当てはまるのかどうかが疑問になり、それを調べるため比較することにしました。



【条件】

今回はこちらのページのアガーを使用したコーヒーゼリーの作り方で比較しました。

使用したアガーの種類や商品説明にかかわらず、溶解時間は記載通りです。






【結果】


まずどのアガーでもコーヒーゼリーが完成しました。

せっかくなので食感なども比較することに。





冷蔵庫から出してすぐに型から抜き、室温で30分後の状態↓



■ゼリアガー

・柔らかく口あたりなめらか

・大きく揺れる

・離水しやすい(室温に長時間出すと形が崩れやすい)


■パールアガー

・柔らかく口あたりなめらか

・大きく揺れる

・離水しやすい(室温に長時間出すと形が崩れやすい)

 

■クリアガー

・弾力があり、揺れにくい

・一番離水しにくく弾力が保たれた


■イナアガー

・歯切れがよい

・弾力はクリアガーより弱く、ゼリアガーやパールアガーよりも強め

・離水はするが比較的型くずれしにくい



【補足】

・ゼリアガーは、本来は80度で5分ほどの加熱が推奨されています。

・ゲル化剤は酸に弱く、割合によっては固まりませんが、クリアガーは酸の強い果汁などもしっかり固められるとの記載あり。

・アガーは離水しないとされることがありますが、種類によります。



【感想】


いつものレシピで作ることができないアガーはなかったので、その点は安心しました。

柔らかさや弾力はそれぞれ微妙に違いましたが、いつも使っているイナアガーLは食感や弾力が中間だったこともあり、これまでブログに記載したレシピに特に注釈をいれる必要はなさそうです。


(必要に応じてアガーの量を微調整することでやわらかさは調整できます。その場合弾力や離水率などは変わります。)

 

今後は、例えばふるふるとしたやわらかいゼリーを作りたい場合はゼリアガーやパールアガーを使ったり、酸味のあるフルーツを使いたい時や大きな型でしっかり形を出したい時はクリアガーを使おう、などと目的に合わせて選ぶ際の参考にできそうなので、実際に作り比べた甲斐がありました。



  

  

 



コーヒーゼリーを作ったので、フレンチトーストの卵液やトッピングに活用しました。

左上は普通のフレンチトーストにコーヒーゼリーとクリームを乗せ、ココアをふるいかけたもの。
右下は卵液自体にコーヒーゼリーを混ぜて加え、一緒に焼き、更にコーヒーゼリーとクリームを乗せてシナモンをふりかけたものです。

甘さはどちらもメープルシロップをかけて調整。
ホイップクリームを添えて美味しいスイーツ(例えばシフォンケーキやチョコケーキなど)にはコーヒーゼリーのトッピングも合いやすい印象です。




【材料】


2枚分


食パン 2枚

バター 適量


☆卵液

卵 M1個

砂糖 20g

牛乳 120g

コーヒーゼリー 約70〜80g


☆トッピング

ホイップクリーム 適量

コーヒーゼリー 適量

シナモンパウダー 適量

メープルシロップ 適量



【作り方】 


①卵液の材料を混ぜ合わせ、食パンを両面浸す


★浸し具合はパンの硬さや好みに合わせて調整。


②フライパンを中火で熱してバターを溶かし、パンを並べ、卵液が残っていたらそちらも流し、中弱火で返しながら両面に焼き色をつける


③器に盛り付け、コーヒーゼリーとホイップクリームを乗せ、シナモンをふる。メープルシロップを適量かけて食べる



■コーヒーゼリーを使わずに作ると、普通のフレンチトーストができます。

 写真のゼリーはこちらのアガーを使用したレシピで作りました↓