この3月に、元の年パスご一緒層である舞浜友とお会いする機会があり、2024年度イコールTDR40周年「終わるね」に関する思いを語りあいました。
メモのように書いておきます。
おそらく、コロナ前からこのブログにお付き合いいただいている方からすると、「そう」と思われるでしょうし、
コロナ後に慣れた方や、コロナ後の舞浜デビューさんからすれば「古参の戯言」に過ぎないでしょう。
このガーランド型の広告が、3月の下旬に京葉線車内に掲出されました。
中づり広告を全て同じスポンサーが使用する「広告ジャック」と呼ばれる手法で、京葉線の3編成で実施されたようです。
3編成というのはわたし自身が確認したのではなく、ネット上の情報に拠ります。
四谷学院の広告が見えることから、以前ではなくこの受験期のものだとお分かりいただけます。
また、他の路線でも、このスタイルではなく「40周年のパークで一緒に働こう」広告が掲出されていたことが、X上の投稿にありました。
40周年が残り一週間のタイミングで?
こんな広告が、40周年の最後に出るところに、今の東京ディズニーリゾート、オリエンタルランドのパーク運営と、ゲスト層の観点の変化を感じました。
これがコロナ前であれば、年パス層の間では大きな話題(問題扱い)になっていたことでしょう・・・
<なぜ、この3月に40周年広告が?>
このキャストを前面に打ち出した広告は、TDR40周年が始まった2023年の4月に、掲出が始まりました。
当初は、キャストの胸にガーランドがなく、映っているリゾートラインがType-Xで、他のパーク風景も見るからに「今ではない」映像があり、「40周年、やる気あるのか?」モードの広告に受け止められました。
そして今、この画像を撮ってXに投稿したのが3月27日(水)です。
TDR40周年は3月31日までがその期間です。
この広告に、40周年が3月31日までであることは、どこにも記載されていません。
仮にこの広告を見て、キャストで働こうと思っても、この広告にある「(40周年を)さあ、一緒に!」は不可能なはずです。
応募、採用過程、トレーニングを考えれば。
直近でキャスト経験があり、「よし!明日から現場に!」であれば可能でしょうが。
つまりこれは、採用募集における虚偽宣伝、実現可能性がない内容による募集という解釈が成り立つのです。
一方で、これをパークへの来園を促す広告だとして、広告の意味合いはないとはいえませんが、残り数日のために鉄道編成の広告ジャックを実施するのは、費用対効果からすれば全くの無駄であり、
この広告を見て「40周年なんだ」とリマインドして、すぐ数日以内に行く人は稀であり、「GWあたりに行こう」と思っても、40周年はとっくに終わっているわけで、これも読み手を欺く広告宣伝という解釈も、なきにしもあらずです。
企業で、広告宣伝部門がこんな「虚偽」もどき、ないしは費用対効果が見込めない施策に経費を支出すると、経営管理部門の目線では担当者は始末書(顛末書)ものか、コンプラ部門の目線では大騒ぎ・・・でしょうが、オリエンタルランドという企業については、どうなのか分かりません。
おそらく、カネが余って使い途がなく、「JR東日本に恩義でも売っておくか」てなところでしょう。
元年パス層の目線では、TDR関連の広告を見ると嬉しい気分になるものですが、このタイミングでのこの広告に関しては、意味不明な謎で終わった40周年です。
<ファンタジースプリングスは、吉と出るか凶と出るか>
ファンタジースプリングスが、6月6日にオープンします。
バケーションパッケージの発売開始時には「繋がらない」現象が当たり前に繰り返され、テレビCMが流され、スポンサーではプレビュー体験ができるキャンペーンの抽選応募があり、世の中で限定的ではありますが、話題になっています。
「限定的」というのは、あくまでTDR情報感度が高い人たちの間に限った話題であって、世間一般ではまだ「ふーん」レベルに感じられているであろうからですが。
ただ、元年パス層からすれば、「ホントに入れるの?」「いつ行けるものやら」でもあります。
・バケーションパッケージで、かつ、チケット入手が必要。
当日チャレンジには
・対象アトラクションのスタンバイパス(無料)またはディズニー・プレミアアクセス(有料)が必要。
これです。
元年パス層の見方・・・アーリーで入ったゲストで瞬時になくなるであろう
一般層に今後にあるであろう見方・・・以前のファストパスのような感覚で、行けば何とか入手できるであろう
これが、「6月6日以降に実際にどうなるか」が、TDRファンにおける2024年度の最大の関心事に思います。
結果的に、朝のそこそこの時間に舞浜に到着する一般ゲストでも、相応に楽しめる状態であれば好話題となり、東京ディズニーリゾート(シー)に対する好感度が高まるでしょう。
逆に、スタンバイパスやプレミアアクセスが入手困難で、「アトラクどころか、エリアに入ることすらできない」状態が一般化すると、いよいよ、「今の東京ディズニーリゾートって、なんかおかしい」話題が広まりかねないでしょう。
FSのオープンは、前者であれば「吉」であり、後者であれば「凶」となりかねない、
この3月時点で、元年パス層の受け止めはこんなところではないでしょうか。
<TDR40周年は、結局なんだったのか>
このような投げかけをXに投稿しました。
以前からのフォロワーさんに加えて、リツイを見たNotフォロワーさんからも、そこそこの数のレスをいただきました。
ありがとうございます。
9割「特になかった」1割「よかった」といったところです。
パークの周年要素が過去の5年ごとの周年に比較して激減し、内容が乏しくなったことは、以前を知る人からすれば残念であり、コロナ後デビューさんからすると楽しかった一年だった、ということは自明です。
40周年の最後まで残ったのは、デイパレード『ハーモニー・イン・カラー』に対する感想の差異です。
音楽のテンポもいい、ダンサーが復活した、ここは概ね共通の感想である一方で、
従来のウォルトディズニーが創り上げた世界観からすれば、古来のキャラやストーリーが消えて、21世紀新出のキャラやコンテンツが増えたことに、違和感を持つ状態で慣れないままに1年が終わった、という一方で、
新出キャラメイン層(白雪姫やピノキオ、ピーターパンに「古臭さ」を感じるらしいです)からすると、「これぞパレード!」という楽しい感のようです。
確実に、ひとつ言えること。
この先の45周年までの期間において、元年パス層の懐古話題の「○○周年といえば」で、40周年は「さあ・・・、何があったでしょう?」で、他の周年思い出しに比べて賑やか話題にならない事は、確実です。
この辺りは、人によって楽しみ方や受け止め方は千差万別、いろいろとあるのが当たり前、なだけではありますが、気になることを最後に。
ここ最近のパーク話題です。
最も分かりやすい「地面にポップコーンが散乱していても、掃除されない」や「トラッシュカン(ゴミ箱)からゴミが溢れたまま」が、Disney系ではないXアカウントで発信されるのが、ニュース話題になりました。
パークのマイナス(ネガティブ)変化が、元年パス層には2022年から既知だったところ、いよいよ数年に一度レベルの一般層の目にも明らかになった
これが、TDR40周年(2023年度)の振りかえりです。
ネット上でPVを稼ぎ、多くの「いいね」を獲得するためには、何でもかんでも「楽しみ」「素晴らしい」と書けばいいところですが、このブログはそうではありません。
とはいえ一応は、4月以降に、ランドでパルパスのドナルドイベントと、シーでFSプレイベントの様子を楽しみ、気持ちをアップしたいと思っています。
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