私と愉快な仲間たちの英国まったり散歩録。

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16Apr
- アケマシテオメデトウゴザイマス。
  皆様新年度あけましておめでとうございます。・・・・・。・・・・・・・・・・・・・。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。・・・・・はい、もう、あまりに大遅刻しすぎてどんなテンションでこれ書けば良いか分からないYO!という訳で、そろそろブログを更新せねばと思いつつ気がついたらまさかの半年放置していました。この半年とにかくいろいろ忙しくて・・・と言えればまだ良かったのですが、実はさほど忙しくもなくでは何をしていたかと言うと「人は暇な時ほどブログを書かず忙しい時ほど無駄に更新する」という仮説を検証していた次第です。（結論：この説は正しい）ちなみに前回長く更新しなかった時に「ひょっとしておめでたですか？」というメッセージを頂き、しかも実際におめでただった実績がございますが、今回は別におめでたいこともありませんでした。まぁ敢えて言えば先日誕生日が来てついに四捨五入したら４０代に突入しました。いやぁ、めでたい・・・。元々このブログは１０年前にスコットランドに初めて越して来た時に溜まりに溜まった鬱憤とツッコミを浄化するため始めたのですが、スコットランド生活にも慣れて来た今正直悟りを開いてしまっており、自宅の前に暖炉が捨てられていようが（※実話）隣人が朝４時まで庭で踊り狂っていようが（※実話）あまり心が動かされなくなってきております。今年の更新も皆既日食並みの頻度になりそうですが、今後はぽんたの事なんかも書いて行こうと思うので（子供ネタは興味ない方もいらっしゃるかと思いますが・・・）どうぞよろしくお願いいたします。もん
27Oct
- カッコウ２。
  先日いつも通りぽんたを連れて教会のプレイグループに行った。この日も例の母親が子供を３人放置していて、私としては出来るだけ関わらずに済むようさりげなくぽんたを誘導したりしていたのだが、どうも一番下の男の子がぽんたと遊びたいらしく、気が付くと横にちょこんと座っている。可哀そうだがもうこの子の面倒は見ないと決めたので、近くに来るたびにぽんたを抱えて移動し、しかしいつの間にかまた横に来られ、さりげなく移動し、そしてまた横に来られの無限ループ。こんな追いかけっこ状態になっている間も母親はスマホしか目に入っておらずもういい加減にしてくれと内心思っていたのだが、気が付けば男の子は一人で大人用の椅子によじ登って立ち上がり椅子をガタンガタン揺らして遊んでいた。あ、危ないな、と思った瞬間、男の子がバランスを崩し椅子ごと横に倒れた。私とこの子の距離は３ｍくらいだったのだが、その瞬間、気が付かないうちに駆け出していた私。間一髪、男の子が床に叩きつけられる前に椅子ごとこの子を腕でキャッチしたが、最後はしゃがんでスライディングしたので、スポーツマンガかと言うようなすごい体勢である。普段どんくさい私のどこにこんな瞬発力が。と、我ながら感心していると教会のスタッフが私達の元に駆け寄り（ちなみに彼女５mくらいむこうから全力で走って来た）「ありがとうありがとう！！」「受け止めてくれてなかったら頭打ってたわ！」「ごめんなさい、私の場所からは遠くて！」と物凄く感謝と謝罪をされたのだが、ふと視線を上げると騒然とする周りの保護者たちの中からこの子の母親がのろのろと歩いてきた。さて、彼女はなんと言い訳するものかと思っていたが、なんと予想外。彼女は私に声もかけず、というかむしろ私を一瞥もせず、挙句息子にすら「大丈夫？」の一言もなくひょいと私から息子を奪うとどこかへ消えてしまった。残されたのは唖然とする私と周りの面々である。いや、なんか言うことあるやろ。ちなみに実は先週も似たような事件があり、その時は上の双子の片方がおでこを打ってギャン泣きしていたのを周りのお母さんたちがあやしていたのだが、その時もこのアホは呼ばれるまで娘の元に来ず、周りに礼の一つも口にしなかった。他人の育児に口を出したくないし、教会での姿だけを見て判断することもしたくない。私はこの母親のことなど何も知らない。ただ、彼女を理解できる日は一生来ないと思った。
24Aug
- カッコウ。
  最近、ぽんたを連れて週２で教会のプレイグループに行っている。日本にもこういった物があるのかよく知らないが、イギリスのプレイグループとは就学前の子供たちを玩具で遊ばせながら保護者同士が交流する場である。教会によって規則はまちまちだと思うがうちの最寄りの教会の場合、信徒以外の利用OK細かい年齢月齢制限なし1回の利用が１ポンド（１８０円）しかも親子共に軽食付きなのでもう私とぽんたはここに入り浸っていると言っても過言ではない。幸いぽんたはあまり手のかからない子だが、やはり毎日毎日家に籠っているとどうしても遊びが単調になってしまうし、親のコミュニケーション能力も著しく低下してしまう気がするので、適度に着飾って出かける機会は必要なのである。さて、ここの古参メンバーで毎回子供を３人連れてくるお母さんがいる。上の子どもが３歳くらいの双子ちゃん下が１歳の男の子なのだが、この母親がとにかく我が子を全然見ず、毎回じっとスマホばかり見ている。それでも上の二人は勝手に遊ぶので良いが問題は下の子で、まだ一人で遊ばせられないこの子をどうするかというと、月齢が近い子のいる親に近づいて行っては「ほら、一緒に遊びなさい」と言ってそのまま放置していく常習犯。私はこれを「托卵」と心の中で呼んでいるが今日は私がうっかり托卵の被害者となってしまった。椅子によじ登るワイルドな１歳児を他人の子とは言え放置しておける訳もなく結局３０分くらいぽんたと一緒に遊ばせたが、ついぞ礼を言われることもなく、というか挨拶すらなく、終わりの時間が来ると私をすがすがしく無視して「ほら、帰るわよ」と息子を連れて帰る大胆不敵っぷり。しかも彼女ボランティアスタッフをあごで使っている時があり正直周りからの視線は冷たいのだが、しかし教会側も何も言えず他の保護者も何も言わず、そんな感じで今日もスマホに夢中である。ちなみに以前通っていた幼児リトミック教室や図書館の読み聞かせ会でも「自分の子は親が責任を持って見ていてください」「ここは託児所ではありません」とわざわざ申込書に書かれていたが、それでもやっぱり我が子を放置する親は一定数いた。なんなら一度、教室の外にいつの間にか脱走した２歳児を建物の外で私を待っていたうちの義母が捕獲した事件まであった。子ども３人を育てるのはさぞかし大変だろうと思う。３人同時に目を配れないのも分かる。たまには息抜きの時間も必要だとも思う。だがしかし、何故私が托卵されねばならんのか。もやもやする。
04Aug
- 乙女心は複雑怪奇。
  最近エリックの甥っ子(16)に彼女ができた。小学校から一緒のいわゆる幼馴染なのだが、これがまぁなかなかに癖のある子で正直義実家での評判は良くない。元々ちょっときつい性格というか彼氏を支配したいタイプらしく、まぁ、影で甥っ子を尻に敷くならもう勝手にしてくれという感じなのだが、この子のまずいところは義家族の前でも甥っ子に対して女王様をやってしまうところである。普段あまり人の悪口を言わない義父もこれには辟易としているらしくこの子の話題になると顔をしかめているが、目の前で孫が命令されているのを見るのは確かに祖父として面白くないだろう。ちなみに以前家族でかけた時にこの子も一緒に来たのだが、相当独占欲が強いらしい彼女は私と甥っ子が会話をする度に物理的に真ん中に割って入っては甥っ子を私から掻っ攫って行ったので私としては笑いをこらえるのに必死だった。いや、おばさん３４の既婚子持ちだから！あんたの彼氏に全然興味ないから！！まぁこの辺まではまだ可愛らしいで済む話だったのだが、先日義母と茶をしばいていたら義母がおもむろにこんな話を始めた。「この間あの子(甥)にメッセージを送ったら珍しくすぐ返事が返ってきて、そのまましばらく話してたんだけど、最後に突然『今までの会話は全部K（彼女）でした★』ってメッセージが来たの。あとで確認したら、Kがあの子のスマホをチェックしてなりすまして返信してたらしいわ。」怖っ。ちなみに義母と甥っ子彼女は直接の面識がなく、この時がある意味初対面だった。それでこのいたずらはさすがに度が過ぎていると義母が嬉々として報告してきたわけだが、さすがにこれはホラーすぎやしないだろうか。若い女の子の思考回路は分からないわ！あなたなら分かる？と義母に聞かれたが私にも意味不明である。しかもこのいたずら（？）はこの時限りでなくその後何度も繰り返されたので、最近義母は絶対に彼女が周りにいない時間帯にしか甥にメッセージを送れなくなったと嘆いている。「私はいつもここにいるわ」「私は彼のスマホを触る事を許されてるわ」という無言のメッセージなのだろうか。それを恋人の祖母相手にして一体何になるのか全く分からないが誰か彼女の心理分析ができるものなら是非教えてほしい。
01Aug
- 祝１周年。
  私がぼんやり窓の外を眺めている間に季節は矢のように過ぎ去り、あの爆笑出産劇から一年以上が経過してしまった。何を隠そうぽんたはもう１歳なのである。うそやん。１年前、ミルクを飲むのがド下手で両頬からぼたぼた垂れ流していた子が、今ではしれっとスプーンでご飯を食べている。あんなにか弱かった軟体生物が今では立ち上がり体当たりで自己主張する。子どもの成長があまりに爆速過ぎてもう私は目は回りっぱなしだが、一方この1年で私の方はどんな成長をしただろうか。まぁ、すごく強いて言えばベビーカーを片手で押せるようになったし、何故かコーヒーが飲めるようにもなったし、最近ついにゾナウギアの使い方も理解したが、（※ゲーム）息子が１０００くらいの新スキルを習得している間母はむしろきびきび退化していたと言っても過言ではない。寄る年波！！！ちなみに最近のぽんたは少し単語を理解し始めコミュニケーションが取れるようになってきた。我が家はバイリンガル家庭だがやはり日中は私といることが多いからか今のところぽんたは日本語が圧倒的に強い。毎日謎の宇宙語でいろいろ語ってくれるが、それもどことなく日本語っぽい響きである。一方エリックは英語に日本語をちゃんぽんして話したがるので（※良い子は真似してはいけません）この１年ですっかりルー語話者になってしまった。いやプリーズまじでやめて？今後もうちの子達から目が離せない。
25Apr
- もはや社会問題レベル。
  今年のイースターは４月９日であった。移動祝日であるイースターは時々義父の誕生日と被ってしまうのだが、今年も例によって３日違いであったため義父の誕生日会は義実家で行いイースターは我が家でしようと決めた私達。いや、まとめてすればええやん・・・と思わなくもないが、イースターと誕生日をちゃんぽんするなどという横着な発想は残念ながらスコットランドでは通用しないらしい。とは言え今年は義兄一家がスペイン旅行でいないのでぽんたを入れても５人だけのささやかな会。ご飯を作るのも楽勝だと思っていたのだが、なんとイースター２日前に義母からメッセージが届いた。「本当に申し訳ないんだけど・・・・私の妹と妹の孫（1４歳）が急に泊まりに来ることになったの。イースターの夕食に誘っても良いかしら・・・？」まじか。正直４人分も６人分も手間はたいして変わらないので別に良いのだが、問題は私がイースターにアジア料理を作る予定だったことである。以前にも書いたがスコットランドと言えば世界最強レベルの偏食国家。特に１０代の若者なんて毎日同じメニューを食べている子も珍しくなく、現にエリックの甥っ子(１６)もトマトパスタとカレー以外この１０年食べているところを見たことがない。一体義母の妹の孫（以下Eちゃん）に何を食べさせれば良いのか・・・と悩みに悩んだ私は義母に頼みEちゃんが食べられる物をきいてもらったのだが、義母妹から来た返答は「何でも食べられます。」だった。そんな１０代がこの国に？え、伝説のポケモン？？と私はいたく感動したのだが、さて現実はと言うとほぼ真逆で実は野菜が何も食べられないという事実が夕食前に発覚。いや、なんで嘘ついたん・・・・と心の中でツッコミが炸裂したが、この日のメニューは野菜スープとビビンバ、アボカドサラダ、チーズグラタンに野菜餃子である。グラタンが食べられるかと思いきやチーズも嫌いらしく（ちなみにデザートはまさかのチーズケーキ・・・）もはや天を仰ぐ私だったのだが、辛うじてビビンバの肉部分は食べられたらしい。結局Eちゃんはひたすら牛肉を食べ続け、残りのメンバーは全く肉っ気のないビビンバを分けるという謎のイースターであった。いやもうちょっと食育に本気出そうか？と時々スコットランド人の肩を思い切り揺さぶりたい衝動に駆られるが、この問題は実に根深いのである。
30Mar
- 歯歯歯。
  イギリスで子育てをする上で週に１００回は聞く言葉が"teething"である。"teething"という言葉自体は元々歯が生えて来ることやそれに伴うぐずぐずを表す単語で日本語に訳すなら「歯ぐずり」らしいが、イギリスでこの"teething"は日本語の１万倍は広い意味で使われており、幼児期のあらゆる不調はもれなく"teething"で片付けられる傾向にある。微熱や頬の赤みくらいなら分からんこともないが、咳が出ても"teething"、下痢をしても"teething"。嘔吐しても尻が腫れても突然泣き出しても「まぁ可哀そうに、"teething"ね。」で終わりである。先日ぽんたの全身に謎の発疹が出現しすわ風疹か水疱瘡かと慌てて病院に駆け込んだ結果ごく軽い感染症と判明したのだが、それを義母に話したところ「"teething"よ。発疹が出ることもあるもの。」と謎の診断が下され、さらにぽんたの鼻水を見て「あら、"teething"かしら・・・。」とも呟いていたから驚きの汎用性である。もはやなんか怪しい宗教。体と心のあらゆる不調が全て歯のせいである訳がない。事実イギリスでも「全て"teething"という思い込みは危険」と国から注意がなされているくらいなのだが、この不思議な民間信仰にはやたら根強いファンが多い。全ての体調不良に【teething】とラベルを貼るだけの簡単なお仕事なのでまぁ確かに親としては楽だと思うが、正直ちょっと理解不能だと思う私である。
24Mar
- Amazon.co.jpベビー&マタニティキャンペーンのお知らせ。
  子どもが生まれて以来着実にベビーグッズが増えている我が家。ベビーグッズに関してまだまだ不慣れな私はそれはもういろんなブログを読み漁り日々情報収集に余念がないのですが、ぽんたが通常装備しているアイテムがちょうどAmazon.co.jpで開催のベビー&マタニティ用品クーポンキャンペーンの対象商品になっているのでご紹介。＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋ Bibetta お食事エプロンスタイに関してはいや、専門店かというくらい各種取り揃えている我が家ですが、食事用で一番使い勝手が良いのがこちら。良いところをあげていくと① 洗濯機でざぶざぶ丸洗いできる。② ウェットスーツ素材で適度な柔軟性があり子どもの食事の邪魔にならない。（ゴツすぎるスタイだとぽんたの手が皿に届かない・・・）③　割となんでもキャッチするポケット。すばらしい包容力。④　首回りが柔らかくて痛くならない。⑤　デザインが豊富で可愛い。（ちなみに英国ブランドなのでこちらではよく見る）ちなみにぽんたはフォックス柄を愛用していますが、我が家ハイチェアもキツネ柄なので食事のたびにキツネの大群が視界に現れるのは結構笑えます。Bibetta(ビベッタ) お食事エプロン洗濯機で洗えるスタイ袖なし離乳食保育園食事用エプロンウルトラビブフォックスAmazon（アマゾン）1,430円二枚目に検討中の象さん↓Bibetta(ビベッタ) お食事エプロン洗濯機で洗えるスタイ袖なし離乳食保育園食事用エプロンウルトラビブエレファントAmazon（アマゾン）1,430〜1,480円友達が使ってた袖つきバージョン↓Bibetta(ビベッタ) お食事エプロン洗濯機で洗える乾燥機スタイ長袖スモック離乳食保育園防水食事スタイウルトラビブラグランスリーブ付きヒッポAmazon（アマゾン）2,530円そしていつか欲しい憧れの最終形態↓Bibetta(ビベッタ) お食事エプロン洗濯機で洗える離乳食食事用エプロンワイプイージーカバーオール長袖ビブテーブルクロスグリーンバニーアンドベジタブルAmazon（アマゾン）3,232〜3,520円＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋　ベビー&マタニティ用品がクーポンでお買い得　キャンペーン期間：2023年3月10日(金)00:00~3月27日(月)23:59Amazon.co.jpでおトクな特集を開催中！お食事の時間に便利なベビー食器、エプロンや、登園に便利なベビーカー、チャイルドシートなど、この時期に揃えたい入園準備におすすめのアイテムを多数ラインアップ。他にも、おむつ処理ポット、母乳パッド、バウンサーなど人気のベビー用品がクーポン使用でお買い得。特集ページはこちら＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋ベビー用品ってなんで見てるだけでこんなに幸せになれるんでしょうね・・・・。この機会にいろんな物を買い足しておきたいです。＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋※記載内容はあくまで個人の感想であり、効果効能を保証するものではございません。
28Feb
- ないものねだり。
  たまーにメッセージで「海外在住の友人に贈って喜ばれるもの」について質問される時がある。一口に海外と言ってもアマゾンの奥地在住か韓国在住かで大分差がある気はするが、今日は参考までに私が先日実家から送ってもらった物をご紹介。ちなみによく「○○はロンドンで買えますよ！」というアドバイスも頂くのだが、うちはスコットランドなので哀しいかなロンドンは散歩圏内とは言い難い。無念である。＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋妹２が送ってくれたムーミンのスタイと万年筆。イギリスのムーミンはThe キャラクターグッズという感じで原色バリバリなので北欧デザイン的な物がないのが残念。とは言え妹２がちょくちょくいろいろくれるので我が家は着実にムーミンハウス化しつつある。日本語の絵本各種。こちらでも入手できると言えばできるが、何だかんだを考慮すると一周回って日本から送ってもらう方が早かった。今まで英語の本を翻訳して読み聞かせていたのだがこれで一安心。ぽんた用のお菓子各種。似たような形状の物は探せば買えるが、魚やひじき入りの物は多分この国にはない。とは言えイギリスのお菓子も気になるので今後ちょいちょい試してみる予定。ぽんた用のベビー服。イギリスの子供服も可愛いのだが、日本の物の方が工夫が詰まっていて痒いところに手が届く感がある。大人用のおやつ。こしあんに飢えていたので大量輸入。エリックは羊羹を見たことがなかったのか完全に離乳食だと思いこんでいた。大人のおやつその２。スコットランドには個包装の板チョコがなく義母がいたく気に入っているので今回はまとめてプレゼント。（そしてこれを食べる為に義実家へ足繁く通う嫁・・・。）大人のおやつその３（＆ふじっこ）。どんなに忙しい時でもおかきさえ食べときゃなんとかなる、が私のモットーである。我が家の定番ルピシア。ちなみにルピシアはパリに支店があり普段はそこから商品を取り寄せているのだが、国際郵便は送料がかかるのでどうかロンドン支店が出来ますように・・・と暇さえあれば紅茶の神に祈る日々である。大量のサランラップと布テープとその他こまごまとした文房具類。イギリスのラップの使えなさは後世まで語り継ぎたいレベルなので在英日本人にプレゼントすれば多分喜ばれる。ちなみにガムテープもこの国にはなく、（DIY専門店とかに行けばあるかもしれないが）じゃあ何を使っているかと言えば幅が太めのセロハンテープである。なお義父は日本の布テープファンなので、一つおすそ分けしたら喜ばれた。おまけ。何故か同封されて来たStaub鍋のミニチュア。いや、どうしろと？＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋ちなみに遥か昔に書いたイギリスにない物リストはこちら↓『それでもやっぱりこの国が好き（デレ）。』こんなブログをやっていると当然「英国暮らしのアドバイスを！」というメッセージを読者さまから頂く機会が多い。しかしまぁ英国暮らしのアドバイスと言ってもなかなか…ameblo.jp
07Feb
- 彼らの日本語奮闘記、其の二十二。
  うちの生徒たちの可愛らしい日本語いいまつがい全集、第２２弾。（※最初微妙に進撃の巨人のネタバレあり）＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋【ケーキ１】中国人のJさんとアニメトークをしていた。私　「最近見たアニメは何ですか？」Jさん　「日本語で発音が分かりマセン。えーと、『しんせきは巨人』？」エルディア人の方ですか？＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋【ケース２】アメリカ人学生Aさんと世間話をしていた。Aさん　「最近引っ越しマシタ。」私　「奇遇ですね。私もですよ。」Aさん　「Oh, 誠デスカ？」はい、誠です。＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋【ケース３】日本語初心者のアメリカ人Cさんが言った。Cさん　「先生、このひらがな、何？」　　　　　～　←これにょろにょろ？（いやそもそもひらがなではないが）＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋【ケース４】カナダ人Jさんと話していた。私　「Jさん、昨夜は何をしていましたか？」Jさん　「地下鉄にスーツケースを設置シタ。」ん？私　「地下鉄に乗ったんですか？」Jさん　「？乗らナイ。でも物置アル。」私　「じゃあ、何故スーツケースを設置したんですか？」Jさん　「部屋狭い。」よくよく話を聞いたみたところ「地下室にスーツケースを持って降ろした」が正解だった。テロリストか思ったわ。＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋【ケース５】アメリカ人のDさんとゲームについて話していた。Dさん　「先生、子供の頃どんなゲームが好きでしたカ？」私　「ぷよぷよとか、あとサモンナイトも好きでしたね。」Dさん　「サモンナイトしたことないですケド、変な名前のゲームですヨネ。」私　「確かに、"Summon Night(召喚の夜)"ってちょっと中二っぽいですね。」Dさん　「え！サモンナイトって"Salmon Knight(鮭騎士)"じゃないんデスカ？！」いや、鮭出て来ないから。
06Feb
- ブラック。
  エリック両親は家とマンションの部屋をいくつか所有しており、それを人に貸して不動産収入を得ている。と聞くとそれはもう誰もが羨ましがるが、実際に義両親を見て思うことはただ一つ。少なくともスコットランドにおいて大家とは恐ろしくブラックな職業だということである。実際義両親の生活は家賃収入で優雅な暮らしとは程遠く、夜明け前に「水道管が爆発した」と呼び出されては家を飛び出し、やっと帰宅したと思ったら「食洗器が動かない」と別の人から呼び出しがかかる。それで行ってみたら単にコンセントが抜けていたなどザラ。スコットランドの賃貸は家電付きの場合が多く、家電の不具合は大家の管轄になるので義父は常にあらゆる道具を持ち歩き、数百種類のネジをバンに完備。西で窓が割れれば自分で取り換え、東で冷蔵庫が壊れれば分解して修理する。ちなみに我が家のリフォームも義両親にお願いしたが古い暖炉の埋め立て工事も、シャワーブースを浴室に改装するのも、床板の張り替えも、電気の配線工事も、全て義両親がさくさくやってくれたので業者にお願いしたのは天井だけだった。大家をしていれば自然と身に付くスキルだと義父は言っていたが、だとしたらものすごいマルチタスクの技術職である。そんな超絶ブラックな大家業だが、なかでも一番困るのが賃貸人が夜逃げした時である。そんなこと現実に起こるのかと思っていたが、なんせここ１か月で義両親管理のマンションから二人も夜逃げしているので人間案外気軽に夜逃げできるものらしい。まぁ厳密には夜逃げではなく①鍵を返さず家賃も払わず勝手に退去したケースと②連絡はあったが私物を全て放置していったケースなのだが、とにかくモラルがゆるいこの国では退去時の揉め事はお約束と言っても良い。今回①の人は一応連絡が付き鍵の返却には応じたが、滞納分の家賃を払う気はゼロ。②の人はとんでもない汚部屋だったらしく、残された私物を全て処分するのに義両親はかなりの労力を要した上、あまりに部屋が汚すぎてカーペットの張り替えと壁の塗り替えを要した。義母曰くキッチンは特に惨状だったらしい。どちらのケースでも退去した側は「敷金払ってるでしょ」とデカい態度を取っているが、敷金でカバーできるレベルはとうに超えており義両親にとっては赤字である。昨今英国は空前のストライキブームだが今一番ストライキしたいのは義両親だろう。この国で大家にだけはなってはならない。私は心のメモ帳に書き留めた。
05Feb
- お洒落か凍死か。
  今日もぽんたを連れて街の図書館の読み聞かせに行ってきた。毎週通っているおかげか顔見知りも増えたが、その中に一人とんでもなく露出度の高いお母さんがいる。もともとスコットランド人は老いも若きも露出する傾向にあるので今さらほぼビキニの人を街で見ても驚かないが、この母親は何故か毎回胸がものすごく丸出しのタイトな服で来る。イメージ的には襟ぐりの深すぎるヒートテックのような感じだが、あまりに丸出しすぎてほぼ全てが公衆の面前に晒されているから驚きである。まぁ授乳はしやすそうやな・・・・。さすがにセクシーすぎたのかスコットランド人からも二度見されているが本人にさほど気にしている様子はない。ちなみに下は毎回薄手のスパッツ１枚でこれまたものすごくパツパツなので屈むと下着のラインがくっきり見える。もはや今の時代誰が何を着ようと気にしたら負けなのだろうが、そうは言っても何故午前中の乳幼児向けの図書館イベントであえてその服をチョイスするのだろうか。そもそも季節は冬なのだが、その格好で寒くないのか。へそ周りも丸出しなので随分とお腹が冷えそうな装備である。常にもこもこに着ぶくれしている私には理解の及ばない世界である。
01Feb
- お金で買えない物。
  一昨年日本語を教えていた生徒の中に物凄いお金持ちの息子がいた。父親は病院長だが同時に会社も経営、一等地にマンションを３棟所有し自宅は首都郊外の豪邸と街中の高級マンションを使い分けているという本物の金持ちである。その息子が２７歳にして日本留学を決意し一時期週３回くらいレッスンをしていたのだが、ある時彼がものすごく落ち込んで登場したことがあった。私　「あれ、Pさん、どうしたんですか？」P　「実は、彼女がいるのデスガ、もう電話して来ないでと言われマシタ。」私　「あらら、喧嘩ですか？」Ｐ　「いえ、ちょっといろいろあって、もう連絡を止めて欲しいらしいデス。」私　「そうなんですね・・・。付き合って長いんですか？」Ｐ　「いえ、実はまだ付き合ってイマセン。」うん？私　「あ、女友達ということですか？」Ｐ　「いえ、まだ正式に付き合っていないケド、僕はこの人が好きで、もう彼女も同然だと思ってイマス。彼女には僕が日本に留学する時に、一緒に来てほしいとお願いしマシタ。」私　「それでＯＫされたんですか？」Ｐ　「いえ仕事があるからと断られマシタ。だから僕は彼女に「君の移住費用は父が全部払うから何の心配もいらない」と伝えマシタ。」私　「それは・・・太っ腹ですね・・・。」Ｐ　「それでも彼女はＯＫしなかったノデ、僕の父の会社のＨＰを見せて「うちにはこれだけの資産がアリマス」と伝えマシタ。」私　「な、なるほど？」Ｐ　「それから、僕の父のWikiページがあるので、それも見せマシタ。そしたら、着信拒否されマシタ。」私　「そ、そうですか・・・。」Ｐ　「本当に理解できマセン！僕はお金持ちなのに、何が不満なんデスカ！？」多分そういうとこやで・・・とはさすがの私も言えなかった。＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋その後いろいろあって、結局彼女は日本で作ることにしたそうです。
29Jan
- 中道。
  海外で子育てを始めて私がぶち当たった最初の壁は離乳食である。なんせ離乳食に必要な様々な食材がここでは手に入らなかったり、凄まじく割高になってしまう。それでもうちは米が手に入るだけマシで、米すら入手困難な国では離乳食を開始早々クライマックスだろう。ちなみにスコットランドではお粥の代わりにふやかしたシリアルを与えるが、我が家は誰もシリアルを食べないのでぽんたはまだシリアルを食べたことがない。というような話を義家族としていたら義母がこう言った。「エリックの時はシリアルから始めてその後はスクランブルエッグをあげてたわ。ぽんたにもスクランブルエッグをあげたら？」いや、いきなり卵て。日本の離乳食のアプリではアレルギー対策のために卵黄を耳掻き一杯から始めるように丁寧に注釈が書かれているが、確かにこちらで保健師さんにもらった資料には「卵：最初は半熟で与えないように」としか書かれていない。そういえば保健師さんは「デザートにはカスタードがおすすめよ」とも言っていたのでこちらの赤ちゃんは日本の赤ちゃんに比べ大分大雑把に育てられている感が否めない。別に考え方の違いは否定しないが今のところうちのぽんたには好き嫌いがなく、トマトもほうれん草も靴下ももりもり食べる。あえて今果敢に卵に挑戦する必要もないかと・・・と義母に説明していたところ今度は横で聞いていた義姉がこういった。「赤ちゃんは野菜や卵なんか食べないわよ。バナナとリンゴのペーストを混ぜてそれを毎食あげれば良いの。うちの子はそれで大きくなったわ。」こっちも大雑把！ちなみに甥っ子は現在１６歳だが恐ろしく偏食でトマトしか野菜が食べられず、週の半分はミートスパゲティである。乳幼児ならさておき１６でこの食生活は食育に成功したとは些か言い難い気がするが、まぁそこを突っ込むのはやめておこう。ちなみにエリックも実は子供の頃超偏食で毎食チキンナゲットだったらしいが、今では納豆以外なんでも食べるので偏食っ子の保護者の皆様におかれましてはどうぞ安心して頂きたい。子どもが生まれる前、私はスコットランド人の育児はなんて適当なんだと心の中で若干引いていた。いや正直今でもドン引きする部分はあるのだが、それでも思うのは日本人、とりわけ母親はもっと気楽に育児したを方が良いということである。スコットランドで育児をして思うが、ここでは母親に対する周りの期待値が低い。というか偶像化された理想の母親像がない。離乳食ひとつ取っても本当に緩く、子どもが幸せならなんでも良いじゃないのスタンスである。義母からも「たまには市販の離乳食をあげれば良いのに」と言われるくらいなので、手作りのおやつなど作ったら国から表彰されてしまうのではないだろうか。正直緩すぎて理解不能な時もあるので今は日本とスコットランドのちょうど良い中間を探っているところだが、好きに育児が出来るという意味ではスコットランド生活も悪くないと感じる今日この頃である。
26Jan
- この国民性。
  週に一度私はぽんたを図書館の無料読み聞かせ会に連れていっている。定員が３０家族と決められており１週間前から予約ができるシステムなのだが、先週この会に行くと何故か座席が全く足りていなかった。幸いうちは早めに行ったので座れたが開始時点で立っている親子が５組ほどいて図書館スタッフも困惑。カウンターで受付をしてから座るルールでしかも３家族ほど最後まで来なかったのでどう考えても席は余るはずなのだが、どうやらスタッフの目を盗んで予約なしの親子が数組勝手に座っていたらしい。「予約のある人優先なので、予約のない人は一旦立って下さい」とスタッフに言われ大半は気まずそうに席を立ったが、ある母親だけは「早い者勝ちでしょ！」と言って、頑として席を譲らなかった。それを再度図書館スタッフに注意され、逆切れした母親の言い分は「私は昨日ちゃんと予約の電話をしたわ！なのに『もう定員に達しています』って言われたから予約なしで来なきゃならなかったのよ！」である。いや、予約の意味。結局エンドレスで文句を言っていたこの母親、大騒ぎしながらも次の予約をしていったところは見たが今日の会にはとうとう姿を現さなかった。というかこの親子に限らず今日は７組が連絡なくドタキャンだったため先週に比べて座席がスカスカだった。恐らく朝から冷え込んだので家を出るのがなんか面倒になったのだろう。このスコットランド人特有の適当さと無責任さを私はいっそ見習いたい気分である。
07Jan
- ツリー警察。
  さて昨日で１２日間に及ぶスコットランドのクリスマスが終わった。さほどクリスマス気分でなかった私でさえ街のイルミネーションがなくなるのはちょっと名残惜しいと思うのだから、クリスマス命なスコットランド人にとってはこの先はただの寒くて暗い最低の季節だろう。なんせ今からイースターまでがこの国で一番陰鬱な期間と言っても過言ではない。日照時間も悲惨だしな・・・。さてクリスマスが終わった今日、朝一で義母からメッセージが来ていた。うちの義母と言えばクリスマスツリーに非常にうるさいことで有名なのだが、送られて来たメッセージはというと、『もん、今日はツリーを片付ける日です。』である。私　「エリック、マミーからこんなメッセージが来てるぞ。」エリック　「・・・うちの母は『ツリー警察』かなんかなんですかね？」そんなツリー警察に監視されている我が家だが実は今日朝からずっと出かけていたためあろうことか未だにツリーと飾りが出しっぱなしである。なんなら玄関のチャイムを押すと"We Wish You a Merry Christmas"が流れる。つまり明日朝一で義母が来たら完全にゲームオーバーである。神様どうか明日義母がうちに来ませんように。焦る私である。
06Jan
- クリスマス２０２２。
  いろいろと大惨事だった今年のクリスマス。結局一族全員集まることは叶わず２９日に長兄一家を除く６人でお祝いをした。とはいえ指折り数えて楽しみにしていた義母には悪いが、私的にはこのメンバーの方が義兄嫁に気を遣わずに済むのも事実。なんせ泥酔した義姉のテンションはヤバい。そんなこんなでサンタも遅れてやってきた我が家。良い子の息子ぽんたが初めてのクリスマスにもらったものはこちら。義両親よりムーミンの服と本２冊、クリスマス用スタイ３枚、サンタのでかい靴下とトナカイのぬいぐるみ。フランシス義兄さんからは左のスタイ２枚。ジム義兄さん一家からは部屋がプラネタリウムになるぬいぐるみ。（写真に写っていないが）エリックの叔父さんと大叔母さんからそれぞれお金。ちなみに私とエリックからはムーミンの本と右端に若干写っているベビーチェア、旅行用のベビーベッドとプレイマットで、まだ届いていないが日本の家族からもいろいろと送ってもらえることになっている。スコットランドの子ども、めっちゃもらうやん・・・・。ちなみに今年良い子だった私がもらったものは、義両親よりパジャマ（子供サイズ）と靴下Whittardの粉末ココア、FATFACE(服屋)のギフトカード。フランシス義兄さんからはLUPICIAの紅茶と湯たんぽ。ジム義兄さん一家からはアンチエイジングクリーム。（ちなみに９年間なぜか毎年これ）エリックからはムーミンショップのギフトカードとボードゲーム。ちなみにクリスマス直前にエリックが勢い余ってトイレの便座を粉砕するというイベントが発生したのだが、なんと替えの便座も義両親とフランシス義兄さんがクリスマスプレゼントとして購入してくれていた。嬉しいけどインパクトが強すぎる。もらう分だけ出費もドえらいことになるが、それでもやはりクリスマスは一年で一番心躍る季節なのである。＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋ちなみにエリックと私はお互い冬生まれなので、クリスマスには気持ち程しかあげないことにしています。財布に木枯らしが吹きすさぶので・・・。
05Jan
- 立ち上がれ英国人。
  今年の正月は久々にローストビーフを作った。といっても元祖英国のパサパサのローストビーフではなく日本風のしっとりしたやつである。スコットランド人としてはやっぱり母国の味が一番かと思いきや、「日本風の方が美味しいのでこっちが良いです」とあっさり寝返ったエリック。そのエリックとローストビーフを食べつつひたすら英国料理について議論し、私たちは１つの仮説にたどり着いた。それは、「英国料理の"不味さ"には２種類ある」という説である。二種類のうち一つは、「外国人の口に合わないことに起因する”不味さ”」。料理としては完成形に到達しているが味付けや食材に親しみがない、ハギス（内臓料理）や羊肉などの料理がこちらに分類される。とはいえこれは完全に文化的な違いによる拒否反応なので一概に不味いと断じるのは公平とは言えない。現に欧州で諸悪の根源のように語られるハギスは意外と日本人の口には合う。反対に義母は寿司を食べる日本人を完全にゲテモノ食いだと思っているが、これはスコットランドに生魚を食べる習慣がないからである。問題は２つ目の「客観的に見て改良の余地がある”不味さ”」である。私は昔スコットランドのホテルのレストランでアシスタントとして働いていたことがあるが、このレストランのローストビーフの作り方は非常に単純で、①　解凍肉をオーブンに入れガンガン焼く②　しっかり火が通ったら切り分ける以上たった２ステップであった。レシピによってはハーブを入れたりするが基本的に英国における由緒正しきローストビーフとは汁気も塩気もなくぱっさぱさでなんかボソボソとした茶色い食べ物である。牛肉は高品質なのに。スコットランド人が「ボソボソとした味のない硬い肉万歳」と言う民族ならまだ理解できる。しかし不思議なことに彼らにも「肉はしっとりして柔らかい方が美味しい」という常識はあり、現に義母も以前私の作った唐揚げを食べた時「この鶏肉どこで買ったの！？うちで買ってるのと全然違うわ！！！」と仰天していた。ならばスコットランドの釘が打てそうな肉料理もいろいろと改良の余地がある気がするが、残念ながらスコットランドには「下拵え」　「火加減」という概念がほぼ存在しない。彼らにとって肉とはすべからく地獄の業火で焼かれるべきなのである。この豪快過ぎる調理法を何とかすれば絶対に英国料理は改良し放題なのだが、悲しいことに現状スコットランド人にはその気がない。（そして多分イングランド人にもない）ちなみに義母は常々「日本で食べたフィッシュアンドチップスが今までの人生で一番美味しかった」と言っているが、日本人とスコットランド人では揚げ物に対する細やかな工夫がまるで違うので、（スコットランド人は文字通り放り込むだけ）ほんの一手間さえかければここにも伸びしろがあるように思う。というような話をエリックとしたのだが最終的にエリックの出した結論は「つまり英国料理が必ずしも不味いのではなく、英国人に英国料理を作れる技術がないのですね。」だった。ひどい結論である。
02Jan
- あけましておめでとうございます。
  ここ数年、１月の後半やら２月の頭やらにしれっと新年の挨拶をしていたのですが、なんと今年は元日にブログ更新という奇跡が起きました。（※イギリスはまだ一月一日）相変わらず不定期更新になると思いますが、今年もよろしくお願いいたします。もん＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋毎年新年の抱負代わりにその年に行きたい１０の場所のリストを作っております。以下順不同。【１、ブリュール（ドイツ）】そろそろドイツが私を呼んでいる気がします。ドイツ語忘れ去りましたが・・・。【２、リュブリャナ（スロベニア）】先月生徒が遊びに行った国の舌を噛み切りそうな名前の首都。ご飯が美味しいということしか知りませんが話を聞いてなんとなく行きたくなったので。【３、ギョレメ（トルコ）】何故か最近よく夢に出て来る国。【４、バンコク（タイ）】周りにタイ大好きな人が多すぎるので。何が彼らを惹き付けるのでしょうか。【５、湖水地方（イングランド）】うちから行ける現実的な行先として。ぽんたがいると諸々の制限はありますが、それでも色々な所に一緒に行って楽しい思い出を作りたいなと思います。【６、トビリシ（ジョージア）】昨今何かと話題の国。噂によるとビザなしで１年滞在できるらしいので、ふらっと移住してみたい国ナンバーワン。【７、ひたちなか市（日本）】画像引用元↓国営ひたち海浜公園の【コキア】は10月が見頃！（2022.8.26更新） | THE GATE10月に見頃を迎える国営ひたち海浜公園の「コキア」。モフモフとした見た目がかわいらしいコキアは、秋に赤く紅葉します。みはらしの丘一面を真っ赤な絨毯のように染め上げる約30,000本のコキア。この絶景を目当てに、多くの観光客が押し寄せます。thegate12.comここをベビーカーで散歩したらきっと楽しい。【８、ヴェルサイユ（フランス）】なんかこう、スコットランドにはない煌めきを持った城に行きたい。【９、シュチェチン（ポーランド）】当ブログはポーランドを全力で推しております。【１０、福岡】ラーメンンンンンンッ！！！！＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋ちなみに過去のリストはこちら２０２２年　（１か所達成）２０２１年　（察して・・・・）２０２０年　（同上・・・・・）２０１９年　（３か所達成）２０１８年　（３か所達成）２０１７年　（２か所達成）２０１６年　（４か所達成）２０１５年　（３か所達成）＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋前回のブログでアドバイスを下さった皆様、ありがとうございました。皆さんご指摘の通り飛蚊症かと思うのですが、実はブログを書いた直後に消えてしまい、救急外来に行きにくくなってしまいました・・・。とは言え何か病気が隠れていると怖いので病院が開き次第診てもらう予定です。ご心配おかけしました。もん
29Dec
- 呪われし２。
  ３日前のことである。夜ふとキッチンの床を見ると、何やら黒い物がたくさん動いていた。一瞬虫かと思って慌てたが視線を動かすと一緒に動くので、床の上にあるのではなく目の上に付着しているのだと気付いた私。すぐにコンタクトを取って目を洗ったのだがどんなにじゃぶじゃぶ洗っても謎の黒点は視界から消えず、常に小さな虫の群れのような物が私の右目の前にふわふわ漂っている状態。普段ならかかりつけ医に電話するのだが、なんせクリスマスど真ん中なので救急外来しか選択肢がなく、そこまでの緊急性があるのかは謎な上そもそも救急に眼科がある気がしない。救急医療相談電話サービスという選択肢もあるが、先日義姉が電話した時は繋がるまで２時間半かかったらしいので正直そこまでするのは億劫であった。という訳で放置すること３日。今も私の右目の前には謎の黒い斑点がふわふわと漂っており、もう邪魔臭いことこの上ない。勝手に消えてくれることを期待していたが、これは年明けから病院の予感である。絶対激混みやん・・・・。思い返せば去年も大晦日に突然銀歯が抜けて年明け早々歯医者に電話する羽目になったし、一昨年はエリックがインフルになりこれまた大晦日に救急に駆け込んだ記憶がある。平穏無事な年末年始をください。もうサンタに頼むしかない。

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