チャオーーーーー!!!!

 

 

続々と続いているシンガポール旅行編。

 

とにかく最後まで書き上げることが目標なので気分が乗ってる間にどんどんいきまーーーっす!!

 

 

私が旅ブログを書く目的はシンプルに読んで楽しんでもらいたいから泣き笑い

 

「こうしたらお得に回れるよ!」とかそういう気の利いたことがわからないので

こういうことすると痛い目に遭いますよと反面教師的に皆様の心に何かしらの教訓を残せればと思います・・・・

 

(海外旅行に行く時には日本の素晴らしい品質のおしりふきを絶対に持っていってくださいね・・・)

 

 

綺麗な旅も思い出に残るけど

 

言葉も通じない、仕組みもよくわからない、法律も違う国で

全く旅慣れしていない家族が協力しあってどうにかこうにか乗り越えるシリーズをお届けできればと思います。

 

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子ども達が小さいうちは海外旅行なんて考えられなかったけど

 

中高小学生になった今、記憶に残るうちに

家族で年に1回海を渡っていろんな価値観に触れられたらいいなと思ってます。

 

ずっと日本にいると当たり前に感じていたことも違う環境に入ってみれば

「あれってこんなに素晴らしいことだったんだな・・・」と実感することがたくさんあった。

 

 

 

ではどんどんいきまーーーす。

 

 

現場はラオパサ。

(まだ1時間半ぐらいしか経ってないww!)
 
 
ラオパサとは大都会シンガポールのビル群の隙間にぽつりと現れる食堂のようなものです。
 
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50分かけてようやく届いたFried KWAY TEOWを、
 
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むしゃむしゃと食べていたちゅんたん。
 
 
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ちょうどこの時、テーブルには私とちゅんたんしかいなかった。
 
 
四角とゆいほーはジュースを探し求めて会場内をうろついていたのであった。
 
 
 
するとちゅんたんの背後から一人の女性(海外の人だから年齢がわからないけど50代ぐらい?)と男性(20代ぐらいかな~~)が歩いてやってきた。
 
 
 
女性は白いブラウスにスカート。
黒髪はピンで留められており、ごくごく一般的な感じ。

 

同伴していた男性は近くの椅子に座り、女性は座らずにそのまま歩いていた。

 

 

女性が代表して注文をしにいくのかな?と思っていたら、

 

麺を食べているちゅんたんの背後から近づいてきて、

 

 

スッ・・・・と何かを差し出してきた。

 

 
・・・・!!!?

 

ふぁっ!?

 

 

 

急に近づいてきた女性にいきなり目の前に何かを差し出されたちゅんたんは当然びっくりする。

 

 

私はちょうどちゅんたんの正面に座っていたのだけど

とりあえず何なのかがわからないのでじっと見守る。

 

 

 

女性が手に持っていたのは紙。

 
ラミネートされた葉書サイズの紙。
 
 
無言でスッと出してきたそれを眺めるちゅんたん。
 
 

 

じっ・・・・

 

 

 

10秒ほど読んで、

 

 

 

静かに・・・

 

首を横に振った。

 

 

 

「・・・・」(ふりふり)

 

 

 

すると女性はまたしても無言で、

 

「ほなええわ・・」とでも言いたげに

 

 

 

 

今度は私のもとへやってきた・・・!

 

 

 

 

わ・・わぁ!何!どうしたの!

 

 

 
日本のフードコートに置き換えて考えてみてよぉ・・・!
 
うどんをすすってる時に知らないオバサンが急に近づいてきて
ラミネート用紙を無言でスっと見せられたとしたら・・・
 
とりあえずビビる。

 

 

 

私のもとにも同じラミネートが出されたので

 

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じっとその用紙を読んでみるも・・・

 

 

うううう~~ん

 

 

そこそこ長い文章が書かれていてパっと眺めただけじゃ何を言ってるのかオバサンには分からず・・・

 

 

ちゅんたんが首をフリフリしていたので

 

私も首を振って「ノーセンキュー」という。

 
 
 
オバサンはまたしても無言で
 
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「ほなええわ」というように静かにその場を立ち去り隣のテーブルに移動していった。
 
 
一体なんだったんだろう・・・
 
ちゅんたんに「なんて書いてあった?」と聞いてみた。
 
 
するとちゅんたんは英検2級の力で読む力はあるようで、
(シングリッシュの聞き取りはほぼできませんでした・・・)
 
書いてあったことを教えてくれた。
 
 

 

 

えーーーーー!!

 

そうだったの!!!

 

 

「働いてないからお金ください」みたいなことが書いてあった」

 

 

 

 

なるほど~!!

そういうことか・・・!

 

 

ちゅんたん:「NO WORK」って書いてあって涙流してる絵文字が入っていた。」

 

おおお・・そんなの書いてあったっけ。
 
若いから情報をキャッチする能力長けてるね・・・
 
あたしゃ何がなんだかわからないまま終わってしまったよ。
 
 
 
ちゅん:「そしてお金くださいって書いてあったけど
 
金額はいくらでもいいです・・というような文言じゃなくて、
 
1口6シンガポールドルって書いてあった」

 

 

 

 

・・・・!!!

 

あった!!!

 

書いてあった!!!(笑)

 

 

 

1口6シンガポール(650円ぐらい)

2口10シンガポール(ちょっとお得になってる・・・w)って書いてあったーーー!!

 

おいおい!!

 

あれ、お金くださいって言ってるのに1口指定してたの!!?(笑)

 

 

 
1口決まってるんかい!!!
 
ズコ~~~~!!!!
 
つっよ!
 
 
仮に万が一、これが募金だったとしても
1口6シンガポールドルってそこそこの金額からスタートじゃない?

 

 

そこは1口1シンガポールドルからスタートでよかったんじゃ・・・

 

 

 

 

ちゅん:「投資型やったな・・」

 

 

投資型笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 

将来おばちゃんがビッグになって還元してくれるかな凝視

 

 

 

 

あくまで日本人の私の価値観でいくとですよ?

 

同じ状況だったとしたら、

 

 

とっても切実な様子でと大変申し訳なさそうにして

人の情に訴えかけてお金を集めると思うけど(例えばだよ)

 

 

印刷してラミネートして一言もしゃべらんでいいように準備万端をし

 

スッと無言で差しだして相手に読ませ、

さらに金額の指定までしてくるおばちゃん。

 

 

強すぎる・・凝視

 
強い・・・!!
 
羨ましいぐらい強い・・!
 
 
 
もしかしたら日々このあたりで活動中なのかもしれない。
 
わざわざ印刷して文字にしてるぐらいだから観光客専門で活動しているのかもしれない。
 
 
色んな事情があるのかもしれないし、
さんざんやってみた結果このやり方が最も効率の良い方法だったのかもしれないけど、
このやり方で集まるのだろうか・・
 
 
 
そしてずっと椅子に座ったままの男性は一体何のために付いてきてるのだろうか・・・
 
毎日こんなことをしているのだろうか・・・
 
 
 

 

 

 

 

 

周りは世界の名だたる企業のビル群。

 

キラキラと光るネオンに囲まれた小さな市場で

 

いろんな事情を抱えたいろんな人がいるんだな~と

 

 

ちゅんたんと二人で静かに麺をすすりました。

 

 

 

 

次回でいよいよラオパサ編おしまい!

 

なんだかんだいって

初日の夜が一番インパクト強かったです。